今回は少し時事ネタに触れさせていただければと思います。
菜々緒さんが主演の「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」を見て
現役である人事コンサルタントの私が感じたことを書きたいと思います。
今回なぜ特殊な人事コンサルタントを取り上げたのか。
私が思うに2016年から人事の合言葉のようになっていて、
私の記事でも何回か取り上げた”働き方改革”の影響ではないかと考えました。
菜々緒さん演じる椿眞子はアメリカで人事コンサルタントとして活躍。
そして小栗旬さんと石原さとみさん主演の”リッチマン、プアウーマン”のような
スマートでおしゃれでカッコいい”ベンチャー企業”ではなく
「日本で伝統のある保険会社」っていうところが良いですよね。
「社員は家族」という日本の昔ながらの経営ですしね。
しかし、今回はそんな典型的な日本企業に対して、
椿眞子というアメリカで活躍した人事コンサルタントが投入される。
これは今の日本の雇用環境を上手く表現しているなと思いました。
日本はかつては終身雇用や年功序列が当たり前でした。
しかし現代では転職は当たり前ですし、
能力のある方は若いうちから管理職になれます。
しかし上記のような終身雇用や年功序列を主とした企業は
日本にはまだたくさんあります。
そんな企業には椿眞子のような劇薬を投入しなければいけない
というメッセージ性を勝手ながら感じました。
初回ですが、次回からも日本の雇用環境を写し出したシーンが
増えることを期待しております。
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