以前はオランダを取り上げたので
今回はドイツについてお話をさせていただきます。
働き方改革が進む一方で休みに関して困っている人事担当者は多いと思います。
このシリーズでは、海外での働き方について軽く触れていきます。
もちろん法律の違いもありますので、参考になれば幸いです。
ドイツの夏休みは1ヶ月あると言われます。
嘘のようで本当の話になります。
厳密に言うと夏は殺到するので、2週間は夏、残りは別期間であったり、
「もう一週間休みを早めてほしい」などあります。
いくらドイツとはいえど、「来週から1ヶ月休みます」は通用しない。
ドイツでは大体の企業が毎年1月か10月に次の年の年間休暇予定を決めます。
日本人の体質的に休めないのではなくて、休まない状態です。
確かにスタートアップなどは休む暇もありません。
しかし通常ではそうなります。
厚生労働省の調べでは、有給取得に関して
約二人に一人が「ためらいを感じる」と回答。(※仕事休もっ化計画)
だからこそ年間の休日予定を組んでしまえば
それに合わせて仕事の計画も立てやすくなります。
企業としては有休消化率の高さを謳えますし、
社員も確実に休める安心感に繋がり、離職も減ることでしょう。
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