採用難の昨今で人材の流出は経営にとって大きな痛手です。
この採用難の時代での人事の最大のミッションは人を採用すること。
と勘違いしてはいけません。
会社を成長させていくためには、社員の成長が最重要任務と思ってください。
もちろん採用も重要ですが、せっかく入社した社員が
すぐ辞めてしまっては会社の成長にとって痛手になることを理解して下さい。
以前お話させていただいた記事にも共通しますが
今回は人材の流出が出ていない会社の特徴をお話します。
社員が辞めてしまう理由はたくさんありますが、多い理由の一つとして
「この会社にいて自分は成長できるのか」「このままでいいのか…」
といった理由が挙げられます。
この理由が多い理由としては、マネージャー陣が
しっかりと個人と向き合い話が出来ているかがとても大切になります。
人材が流出しにくい企業様は、個人との対話を大切にしています。
社員の不満を受け止めたり、新しい提案をしてもらったり、
社員が今後どうしたいのか、将来のビジョンの共有など。
このように面談などを重ねることで
社員の気持ちをつなぎとめることができます。
例として一時期多くの企業がMBO評価を取り入れていました。
しかし最近では見直しをいている企業が増えております。
MBO評価とは自分で半年や一年の目標を自分で立て
それの達成状況での評価です。
しかしこれだとマネージャーとの対話が半年に一回など
対話が減ってしまったことが見直しの要因だと考えられます。
また弊社のようなベンチャー企業は
半年や1年で方向性が変わる可能性が高いです。
面談等をするときに必要なことはマネージャー陣も社員も
お互いに素直に話すことです。
まずは社員が話しやすい環境を作るために
自分の将来などを話すといいです。
そして対話をする中で、会社のカルチャーや理念と
個人のキャリアアップを示してあげることにより
社員にやりがいが生まれ、人材が流出しにくい会社へと育つでしょう。