軽貨物は運転好きには向かない!?

こんにちは。

アスティ副社長の神山です。

今回は以前触れたこの業界に入ってくる方の志望動機”運転好き”についてです。

運転が好きな方がそれを仕事にしようとするとまず考える職種はドライバーになります。
ただドライバーという職種は他の業界と同じく仕事内容がすごく枝分かれしてます。

まず車両の大きさだけでも
大型、中型、軽と大きく分けて3つに分類します。

中型なんかは免許を取った時期でも乗れるサイズが分かれますよね。

そこで皆さん考えることは
「大型の免許は持ってないし、中型は運転したことないから軽なら出来るのでは?」

その結果、軽貨物の業界に応募されるのではないでしょうか。

そしていざ出勤をしてみると
「あれ?思ってたのと違う、、、」

こうなると退職してその後ドライバー職には就かなくなる、、、

この業界が人材不足なのはこのように入社前と入社後のギャップがあるからだと思っています。

ではなぜこのギャップが生まれてしまうのか?

まず先ほどお話しした車両サイズについて大まかに説明すると

大型→中長距離
中型→中近距離
軽 →近距離

このように走るエリアが変わってきます。
軽でも県を跨ぐお仕事はありますが基本的にスポットなどで定期でのお仕事は稀です。

私はここが1番ギャップを生みやすいのはないかと思っています。
軽は大分類はドライバー職ですが、仕事内容が大きく変わります。

この業界に初めて飛び込まれる方がイメージするドライバーは大型・中型の方がイメージに近いです。

軽の仕事は近距離がメインになるので運転時間は大型・中型に比べると圧倒的に短いです。

例えば軽のメインといえば宅配になります。
宅配は1日で100件を超える配達をします。

エリアの広さとしてはコースや地域によりますが4丁ほど。
そのエリアの中に100件以上の荷物があるので運転している時間は1~2分ほど、遠くても5分ほどでしょう。

早いドライバーで1時間で40件を超える件数を配達するドライバーもいます。
1分30秒に1件をこなしている時間です。

大体のドライバーが1時間に20~30件を配達します。

なので私が面接の時に宅配を説明する際は
”宅配はスポーツです”
と伝えてます。

そして回る順番などもエリアは同じでも日によって変わるので頭の中で整理しながら順番を決めていきます。

頭も使いますし、身体も動かすので最初はヘトヘトになります。
ただ1ヶ月だけやり続けると大体の方は1時間で20件ほど配れるようになります。
そうなると休憩なども取りやすくなりますし、身体的にも楽になってきます。

色々とお話をさせていただきましたが、どうでしょう。
運転好きな方がイメージするドライバーとは少しイメージが違うのではないでしょうか。

もしこれからこの業界に入ろうと思っている方はご相談だけでも結構ですのでアスティにご連絡ください。

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