誰とやるか、誰がやるか。

お世話になります。
アスティの東です。

弊社でも取り組んでいる『配送』という分野ですが、非常に差別化のしづらい業種です。

例えば料理屋などでは、外装・内装の世界観がいい、単純に食事がおいしい、リーズナブルで満足感が高いなど、いろいろな形で評価されますが、配送は適宜お客様にお届けするという事が最大かつ唯一の任務なので、他の競合他社との比較がなかなか取れないのです。

今注目されている言葉として、『ヒト検索』という言葉があります。

例えば、全く同じラーメンを出すAとBというお店があったとして、あなたはどちらを選びますか?という問いに対して、あなたが答えを出す基準は、もはやラーメンの味ではないはずです。
例えばすれ違ったときの挨拶が気持ちよかったとか、そもそも親戚の友人だとか、そのような付加価値が判断基準に繋がっていくように思います。

昨日の内容にもしましたが、配送業は密室完結型の業務です。
しかし逆に、基本業務がシンプルな為、付加価値のつけ方によって大きく印象が変わってくるのです。『あの人にまた会いたい』と思って貰えるような対応が、身内にとっても、顧客にとっても必要なのだと思います。

運送業は個人事業主とはいえ、職人とも違い何らかの所属をえないといけません。
そのバランス感というものに向かい合い続ける事が、『あの人とまた仕事したい』『あの人にまた来て欲しい』と思って貰える事に繋がる気がします。

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