市場調査のツールとして有名な3C分析とはなんなのか。
今回は3C分析についてスタバの事例を元に簡単に触れていきます。
そもそも3Cとは自社(Company)、競合(Competitor)、顧客(Customer)
の頭文字を取って3Cと呼ばれています。
分析の仕方としては
“自社の強みと弱みは?”
”競合のサービスは?”
”顧客のニーズと不満は?”
と言った感じで分析をしていきます。
競合に関しては間接的な競合も考えてください。
例えばカフェなら競合はカフェではなく、簡単な休憩が取れるマクドナルドや
通常の飲食店なども入ってきますよね。
分析後はブランディングにおける“市場機会の発見”に応用します。
※ 同文館出版「社員をホンキにさせるブランド構築法」より引
※ 同文館出版「社員をホンキにさせるブランド構築法」より引用
図のように自社の強みであり、顧客ニーズを満たし、
そして競合が参入できない領域の市場の発見をしていきます。
しっかりと差別化できるポイントを見つけてください。
3C分析が上手い企業としては、スターバックスコーヒージャパン様が分かりやすいです。
成功の理由としては自社の強みである
「おしゃれ」「高級感がある」「コーヒーが美味しい」
という顧客のニーズに対してアプローチができ、
バリスタの資格を持ったスタッフなど独自のサービスが受けた。
強豪であるドトールとは反対に位置し、同系統のカフェがなかったところに
市場機会を発見できたところも大きかったでしょう。
差別化のポイントとしては下記になるでしょう。
・ 落ち着いた雰囲気でソファが設置されているため長居できる
・ 全面禁煙
・ コーヒーのカスタマイズ
・ バリスタがいる
・ オープンテラスがある
上記の点が差別化のポイントだろう。
そうすることによって今まで男性のイメージが強いドトールや喫茶店に
女性が入りやすくなり、新たな顧客層の獲得ができたのではないだろうか。
このように3Cを理解し、分析することによって
新たな市場の獲得やブランディングを高めることが可能でしょう。
もしブランディングや分析にお困りであれば、アスティまでご相談ください。