なぜ時間は大切なのか。

お世話になります。
アスティ総務の東です。

外出自粛の日々が続いている中で、先日のブログで『私が料理を始めた』なんて事を書かせて頂きました。
今日は、そんな料理とビジネスにおける共通点を考えてみたいと思います。

いざ料理をやろうとすると、1食分のおかずを作るために、実に様々な加工方法や、調理時間が必要な事がわかります。

例えば、私の家の電子ジャーは、1食のお米が通常40分で炊けます。
つまりすべてのおかずを作る事過程が40分以内で収まる事で、おいしい食事を食べられるわけです。

そしてその中でもスケジュールは更に細分化され、例えば肉に火を通している間に野菜を切って煮込む、煮込んでいる時間でサラダを作る…つまり40分の中でも『米を炊く』『肉を炒める』『野菜の皮をむく』『野菜を切る』『盛り付ける』いう様に、マルチタスクが発生しています。

ビジネスに置き換えると、複数あるプロジェクトが同時に進行することはよくあります。…というか、ひとつの時間軸に対してひとつプロジェクトのみを追いかける様な事業構成では、会社はたちまちスピード感を失ってしまいます。その際に業務の難易度、締め切りの優先順位、自身の習熟度などを踏まえて、最適なスケジュールを決定するのです。

経営者たちがやっている『お給料を払う』という行為は、多くの場合、料理で例えれば皮むきを誰かにやってもらうとか、代わりに肉を炒めてもらうとか、自分が掛けるべきはずだった時間を生んでくれたことに対する対価です。
では経営者はその間に何をするかというと、汁物を一品増やすとか、デザートを作るなどをします。
つまりそれが新規事業であったり、付加価値の構築にあてはまります。

また、なぜそのような事に長けている人が時間を大事にするかというと、その人たちが時間の価値を知っているからにほかなりません。大富豪でも、小学1年生でも、1日使える時間を24時間以上に
することはできないのです。
つまり24時間という限りある財源をどのように最大化するかを考えられる人は、考えた分だけ進歩できる余地があるという事です。

個人単位で考えると、勤務時間・休息時間・娯楽の時間とありますが、それらは自分の事なので、なかなか他人に振るわけにはいきませんが、それでもその中で不要な時間をいかに削るかです。
積極的に映画鑑賞や読書をすることは大事な事ですし、だらだらインスタグラムを見て気が付いたら小1時間経ってしまっていたときは、無駄な時間を過ごしてしまったかもしれませんね。

さて、あなたは自分の1日の中で、自分にどれだけの『品』を振る舞えていますか?

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