文句は食べられない

お世話になります。
アスティ総務の東です。

例外はあるようですが、緊急事態宣言が5月31日までに延長になりました。

これにより、ますます経済の流れが悪くなることは誰もが理解できることで、ただその打開策も見つからずみんな苦しんでいるさなかです。

SNSやテレビを見てみても、多くの人が色々な物事に対して文句を言ったり、怒りや不満をぶつけたりしています。

しかし肝心なことはきっともっと他にあるはずで、ただひたすら文句を言っていても、何の解決にもならない状況が全員同じ条件になっているなら、その中で自分のできることを進める人と、文句や不満だけを言い続けている人とでは、結果的に大きな差に繋がります。

文句を言っている人たちは、文句を言う相手や状況を探すことにエネルギーを使いすぎるので、自分の為に使うべきエネルギーを知らず知らずのうちに減らしてしまいます。
しかも文句を言っても1円にもならないので、ごはんを食べる事もできません。

反面、現状を受け止めたうえで対処・改善できる人は、このような周囲の『雑音』もそれほど気にすることなく、自分がやるべきことを探すことにエネルギーを使うので、効率もよく、結果的に自分なりの打開策を見つける事にもつながってくると思います。しかもその方がポジティブですし、不謹慎な言い方かもしれませんが、現状下における自分なりの新しい楽しみも見つかるはずです。

経済的・経営的なお話だけでなく、例えば家族との時間を大事にするようになった人、空いた時間に本を読むようになった人、料理をするようになった人、家でできる筋トレを始めた人…様々いると思いますが、これらの事が自分にとってマイナスになることはまずありません。

私の話になりますが、私は緊急事態宣言が出る前後から、毎日自炊をして、毎日職場にお弁当を持参しています。
単純に楽しいですし、レパートリーが増えるのはうれしいですし、スーパーの買い物で安いものを見つけてレシピの組み合わせを考えるのは私にとっては有意義な時間です。そして、気づけば特に節約を意識することなく、毎日の食事代も減っています。楽しいですよ、料理…話が逸れました。

中には壊滅的な打撃を受けた事業者の方もいらっしゃいます。
その方々に対して屈託なくこの様な話をするわけにはいかないのかもしれませんが、現状何らかの仕事に携われている我々のような者がこの状況下で頑張ることは、経済の循環という観点でも、必ず誰かの何らかの力になります。

これだけ自粛や自己隔離が続いているのに、むしろ人とのつながりを痛感する最近は、つくづく皮肉なものだと思います。

頑張りましょう。

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